参議院議員選挙の投票をめぐって、愛知県蒲郡市で「二重投票」があったことがわかりました。
蒲郡市選挙管理委員会によりますと、20日午前7時半すぎ、市役所内の投票所で、7時台の入場券の数が名簿管理システムの投票済みの数より1人分多いことに職員が気付きました。
調べたところ、6日に入場券が自宅に届いていない状態で期日前投票していた人が20日も投票に訪れていて、「二重投票」になっていたことが判明しました。
選挙管理委員会は、投票所の受付の段階で、システムの「期日前投票済み」を見落とした、担当者の確認ミスが原因としています。
二重投票となった票については、投票箱が開けられず特定ができないため、いずれも有効票として扱われるということです。
選挙管理委員会は、システムで警告画面が出るよう対策を講じるなどして、再発防止に努めるとしています。