第107回全国高校野球選手権神奈川大会第11日は20日、横浜スタジアムなど4球場で5回戦8試合を行い、大会ベスト8が決まった。

野呂雅之監督(64)が今夏限りでの勇退を表明している桐光学園は日大藤沢と対戦し、点の取り合いの末に4―6で敗れた。第1シードの相洋は、向上の古知屋航平(3年)の本塁打などで四回までに3点を先制され、六回に2点を返したがそのまま振り切られた。

東海大相模は打線が爆発して八回コールドで法政二に勝利。横浜は右腕織田翔希(2年)が藤嶺藤沢打線をイレギュラーバウンドによる1安打に抑えて完封勝利を挙げた。日大はエース左腕川村隼吾(3年)が好投して星槎国際湘南を下し、8年ぶりの8強入り。平塚学園は10年ぶり(代替大会除く)。

ベスト8のうち平塚学園、藤沢翔陵、日大藤沢の3チームがノーシードとなった。

21日は試合がなく、準々決勝は22日に県内4球場で行われる。

【横浜-藤嶺藤沢】
【立花学園-横浜隼人】